耳珠に毛が生えた?!

今に始まった話じゃないが、ここ1〜2年耳珠に毛が生える。
耳珠ってのは、顔を正面から見て耳の穴の手間にある膨らみだが、ここに産毛のような細く短い毛とは明らかに違う、黒くてしっかりした太さの毛が生えてきている。
もしかしたら、以前もたまに生えていたのかもしれないが、床屋で剃られてしまったりして意識していなかったのかもしれない。


最近の楽しみのひとつに、この耳珠に生える毛を抜くことが入った。
指の腹で耳珠をさする。明らかに感じるちょっとしたジョリジョリがあったら、奴が生えだしている(笑)
毛抜きを少しずつ移動させ、生えてきたばかりの奴の先っちょを捕まえるべく丁寧にローラー作戦を行う。
摘んでは引き上げ、摘んでは引き上げを繰り返し、奴をしっかり捕らえるまで繰り返す。
そしてついに、手応えを感じたら一気に引き抜く!!
これが見事に決まった時の快感は、すばらしいものである。
特に生えかけは、先が細くてすぐに切れてしまったり、なかなか毛抜きで掴むのが非常に難しいので、一気に抜けた時の喜びはひとしおである。
それこそ1mmも満たない長さしか耳珠には生えていなかった奴も、皮膚の中では数mmあり、全体で3〜4mmの長さである。
努力の末に抜き取った奴をしばらく眺めるという楽しみは週に1回程楽しんでいる。

メモ:ひとしお【一入】
意味としては、『他と比べて程度などが増すさま』であるが、
元は、『染物を染め汁に一回入れると、それだけ濃い色が付く』という意味らしい
ちなみに、《しお【入】》は、染め汁に浸す回数を数える言葉なんだそうだ。

耳珠が何故存在して、そこに何故毛が生えてくるかは良く分からない。
歳をとったのが生えてくるトリガになったのは事実と思うが、そんな事はどうでもいい。
新たな楽しみがひとつ増えた。それだけで満足である。