カメラのメンテナンス

7月頭に海に出かけて海獣写真を撮りまくってきたのだが、やはり気になるのは潮風をあびた機材。
実は3月にも海獣撮りに出かけて使ったのだが、さらに条件が悪く、横殴りの雨と波の飛沫がさらされる状態だった。
この時は、撮影が終わってカメラを下に向けるとレンズのフード部に溜まった水がジャーっと流れ出るという悲惨な状況でだったのだ。
だけど3月は、防滴ボディと防滴レンズ+レインコートという装備だったのでメンテを先送りにしてたのだが、今回は通常仕様のレンズも潮まみれになっていたので早めのメンテが必要となった。
また、まとまって暇な期間ができたのと、代替機種の準備できたので、主なメイン機材をオーバーホールすることにした。


今回メンテに出したのは、以下の6つ

  • デジタル一眼レフボディ2台
  • 広角ズームレンズ
  • 標準ズームレンズ
  • 望遠ズームレンズ
  • 望遠レンズ


すべてがフルオーバーホール(重点検)、期間は2週間オーバーというもの
伝票には、『潮かぶり・重点検』と書かれ
その全ての点検が終了し機材が戻ってきたのだが、予想外の修理項目もあって結構痛い出費だった


ボディ2台(防滴仕様)と望遠レンズ(防滴仕様)は、分解清掃、各部点検で問題なしということで、重点検の工賃だけ
ズームレンズは、もう10年近く使っているのもあって、マウント&接点ブロック交換、スイッチ接触不良交換、ピント精度調節、分解清掃レンズゴミ除去など細かい作業が追加されていた。
望遠ズームにさらに、ピント精度不良・前群レンズユニット一式交換、内部鏡筒交換という大物項目が追加され、総額で入門デジタル一眼レフがレンズ付きで買えてしまえるような金額となっていた。


しかしさすが金額のかかるフルメンテナンスだっただけあって、レンズは汚れも曇りもない状態に戻っていた。『レンズって透明だったんだね!』としみじみ実感
また以前から気になっていた開放でのピントの甘い状態、つまりどこにピントがあるか分からない全体的に甘い状態が改善したのはとてもうれしい。
これなら、ボディはともかくレンズはあと5年は戦えるかもしれないと思ったり(笑)